どうぶつしょうぎ始めました

最近どうぶつしょうぎというものを触りまして。3×4の小さなマスにヒヨコ(歩)、ゾウ(角)、キリン(飛)、ライオン(王)1枚ずつで始まります。初心者向けのただの可愛らしい将棋かと思ってましたがとんでもない。全く違った面白さがてんこ盛りでした。

(用語もシュールで面白い。穴ライオンとか、一手ピヨ替わり腰掛けゾウとか)

 

まだ始めて数日ですが、感想のまとめを。将棋とどうぶつしょうぎの考え方の違いは4つ。

 

1.盤上の駒の数が重要

将棋では盤上より持ち駒のほうが自由に使えるので良しとされます。しかしどうぶつしょうぎは4枚しか無いため持ち駒に持ちすぎると守りがスカスカになってしまうんです。裸ライオン。

 

2.ライオンは攻め駒

駒が少ないためライオン自身で攻めに行かないと足りません。というかどの駒より動けるためメインの攻め駒です。

 

3.入ライオン勝ち

なんとどうぶつしょうぎはライオンを最奥段まで進められると勝ちなんです。タッチダウン勝ち。ライオンの侵入を止めるという新要素、何よりもこれが面白いです。

 

4.指し手を無くさせる

駒数が少ないため手の選択肢も多くはありません。それを逆手にとって「動いたら悪くなる状況にさせる」ことも可能なんです。

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先手番です。こんな時はライオンを右に寄せましょう。相手はやる手が無くなってしまいますね。

 

 

 

将棋のセオリーが全然効かない新鮮なゲームでした。2,3分でサクッと出来るお手軽なところもいいですね。将棋経験者も未経験者も楽しめると思いますよ。ぜひぜひ!